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【市況】14日の株式相場見通し=欧米株安を受けて売り先行

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 14日の東京株式市場は、英国の欧州連合(EU)離脱問題への警戒感により欧米株式市場の下落が尾を引いていることから、それを嫌気して売り先行の展開が予想される。日経平均株価は、1万6000円の大台を割り込む場面がありそうだ。14日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=106円を挟んでの推移となっている。

 13日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比132.86ドル安の1万7732.48ドルと3日続落した。英国の欧州連合(EU)離脱の可能性が意識され、アジアや欧州など世界的な株安の連鎖が起きていることに警戒感が強まり、米株式市場でも売りが優勢となった。ナスダック総合株価指数は、前週末比46.108ポイント安の4848.440と3日続落した。

 日程面では、小林喜光経済同友会代表幹事の会見に注目。海外では、米連邦公開市場委員会(FOMC、~15日)、米ゲーム見本市E3(~16日)、米5月の小売売上高、米5月の輸出入物価指数、国際エネルギー機関(IEA)の石油市場月報が焦点になる。(冨田康夫)


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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