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2016年06月14日05時20分

【注目】前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

イトクロ <日足> 「株探」多機能チャートより

■イトクロ <6049>  3,475円 (+455円、+15.1%)

 10日、イトクロ <6049> [東証M] が決算を発表。16年10月期上期(15年11月-16年4月)の経常利益(非連結)が前年同期連結比52.5%増の7.9億円に拡大したことが買い材料。学習塾予備校情報ポータルサイト「塾ナビ」を中心に広告出稿数が伸び、課金収入が増えたことが寄与。教育業界や金融業界向けに集客効果の最大化をめざすコンサルティングサービスも堅調だった。通期計画の11.5億円に対する進捗率は68.9%に達しており、通期上振れを期待する買いが向かった。

■VIX短先物 <1552>  402円 (+44円、+12.3%)

 国際のETF VIX短期先物指数 <1552> [東証E]が急動意。同銘柄は別名“恐怖指数”として広く認知されるVIX指数とリンクするETFであり、基本的に米国株(S&P500指数対応)の予想変動率に連動する。英国でEU離脱の是非を問う国民投票を控え、事前の世論調査で離脱派が優位に立っているとの観測から、世界のマーケットへの逆風が強まっている。前週末の欧米株市場が総崩れ状態で、仏CAC40や独DAX指数などの主要指標が2%を上回る下げをみせたほか、米国株市場でもNYダウが119ドル安と続落、先安懸念が高まっていることがVIX短期先物指数の値動きに反映された。

■ノジマ <7419>  1,565円 (+147円、+10.4%)

 10日、東証がノジマ <7419> [JQ]を17日付で東証1部に市場変更すると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■フジッコ <2908>  3,010円 (+67円、+2.3%)

 東証1部の上昇率8位。フジッコ <2908> が続伸。東海東京証券が10日付で投資判断を新規に「アウトパフォーム」とし、目標株価を4060円に設定したことが好材料視された。高齢化を背景にした主力の総菜・昆布商品の伸長や、ヨーグルト需要の増加で、同証券では17年3月期の経常利益を前期比2.3%増の55億円と会社計画の54億円を上回ると予想。また、事業選択などの効果から売上高営業利益率は18年3月期以降に改善すると予想している。

■東京ドーム <9681>  462円 (+7円、+1.5%)

 10日、東京ドーム <9681> が17年1月期の連結最終利益を従来予想の49億円→56億円に14.3%上方修正。増益率が7.5%増→22.8%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。持分法適用関連会社だったテリーヒルズ・ゴルフ&カントリークラブ・ホールディングスを事業譲渡したことに伴い、売却益が発生することが最終利益を押し上げる。

■ヘリオス <4593>  2,542円 (+11円、+0.4%)

 ヘリオス <4593> が全般波乱相場に抗して上値指向を堅持。同社は理化学研究所から特許ライセンスを受け他家由来のiPS細胞を用いた技術を使って目の難病である「加齢黄斑変性」の治療薬を開発するバイオベンチャー。理化学研究所が、他家iPS細胞を使って網膜の細胞を作製し、目の難病である「加齢黄斑変性」患者に移植する世界初の臨床研究を開始すると発表したことを契機に買い人気を集めた。再生医療の研究で業界を先駆する大日本住友製薬 <4506> とは資本業務提携しており、iPS細胞から作製した肝細胞を移植して肝臓を再生する新しい治療法実用化にも横浜市立大と共同で取り組んでいる。野村証券がレーティング「バイ」で3100円の強気の目標株価を設定していることも追い風として作用した。

※13日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。


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