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【市況】国内大手証券、紙パルプの弱気継続、株価はTOPIXに対して軟調に推移する公算が大きいと指摘

TOPIX <日足> 「株探」多機能チャートより
 SMBC日興証券の紙パルプセクターのリポートでは、印刷用紙の内需低迷・市況軟化の継続や、大崩れはしないものの段ボール原紙・製品市況が徐々に軟化しつつあることなどから、セクターの株価はTOPIXに対して軟調に推移する公算が大きいと指摘。印刷用紙・段ボール原紙ともに国内は供給過剰状態のため、各社競争意識が現行以上に強まるようなら国内市況は同証券の想定以上に下落幅が拡大する可能性があると考え、段ボール原紙・製品は、主原料の段ボール古紙価格が一段と軟化した場合、各市況に悪影響を及ぼす公算が大きいことから留意が必要と解説。

 業種格付け「弱気」を継続している。
《MK》

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