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2016年06月13日11時53分

【市況】東京株式(前引け)=大幅続落、EU離脱懸念でリスク回避ムード一色

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 13日前引けの日経平均株価は前週末比432円88銭安の1万6168円48銭と大幅続落。前場の東証1部の売買高概算は9億3279万株、売買代金概算は8834億6000万円。値上がり銘柄数は56、対して値下がり銘柄数は1868、変わらずは34銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、海外株安を受けて大きく売り優勢に傾いた。日経平均株価は一時500円を超える下げで1万6100円台を割り込む場面があった。東証1部全体の95%強の銘柄が下落する売り一色の展開。英国でEU離脱の是非を問う国民投票を控えるなか、事前の世論調査で離脱派が優位との観測が世界的なリスク回避の流れを加速させ、これにWTI原油価格先物の大幅下落が追い打ちをかけている。前週末の欧州株市場の下げが目立ったほか、米国株市場でもNYダウが続落、足もと外国為替市場も1ドル=106円台前半と急速に円高傾向にあり東京市場でも見切り売りを誘発した。売買代金は9000億円を割り込むなど依然として低調。

 個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが安く、トヨタ自動車<7203>など自動車株の下げも目立つ。アコム<8572>は売買高を膨らませながら下値模索の動きを強めた。アイロムグループ<2372>、ブイ・テクノロジー<7717>、ハーツユナイテッドグループ<3676>などが大幅安となったほか、SUMCO<3436>、日本エンタープライズ<4829>も売り込まれた。半面、好業績発表を好感するかたちで日東製網<3524>が急伸、同じく今期業績の増額修正評価で東京ドーム<9681>も堅調。イーブックイニシアティブジャパン<3658>はストップ高に買われた。カルソニックカンセイ<7248>も高い。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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