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2016年06月13日11時38分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:イトクロ、ノジマ、ヘリオス、花王

イトクロ <日足> 「株探」多機能チャートより
■イトクロ <6049>  3,495円  +475 円 (+15.7%)  11:30現在
 10日、イトクロ <6049> [東証M] が決算を発表。16年10月期上期(15年11月-16年4月)の経常利益(非連結)が前年同期連結比52.5%増の7.9億円に拡大したことが買い材料。学習塾予備校情報ポータルサイト「塾ナビ」を中心に広告出稿数が伸び、課金収入が増えたことが寄与。教育業界や金融業界向けに集客効果の最大化をめざすコンサルティングサービスも堅調だった。通期計画の11.5億円に対する進捗率は68.9%に達しており、通期上振れを期待する買いが向かった。

■VIX短先物 <1552>  399円  +41 円 (+11.5%)  11:30現在
 国際のETF VIX短期先物指数<1552>が急動意。売買高急増のなか5月25日以来の400円台回復が目前。同銘柄は別名“恐怖指数”として広く認知されるVIX指数とリンクするETFであり、基本的に米国株(S&P500指数対応)の予想変動率に連動する。英国でEU離脱の是非を問う国民投票を控え、事前の世論調査で離脱派が優位に立っているとの観測から、世界のマーケットへの逆風が強まっている。前週末の欧米株市場が総崩れ状態で、仏CAC40や独DAX指数などの主要指標が2%を上回る下げをみせたほか、米国株市場でもNYダウが119ドル安と続落、先安懸念が高まっていることがVIX短期先物指数の値動きに反映されている。

■ノジマ <7419>  1,551円  +133 円 (+9.4%)  11:30現在
 10日、東証がノジマ <7419> [JQ]を17日付で東証1部に市場変更すると発表したことが買い材料。TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■フジッコ <2908>  3,035円  +92 円 (+3.1%)  11:30現在  東証1部 上昇率7位
 フジッコ<2908>が続伸し、昨年8月11日以来の3000円台回復となっている。東海東京証券が10日付で投資判断を新規に「アウトパフォーム」とし、目標株価を4060円に設定したことが好材料視されている。高齢化を背景にした主力の総菜・昆布商品の伸長や、ヨーグルト需要の増加で、同証券では17年3月期の経常利益を前期比2.3%増の55億円と会社計画の54億円を上回ると予想。また、事業選択などの効果から売上高営業利益率は18年3月期以降に改善すると予想している。

■東京ドーム <9681>  468円  +13 円 (+2.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率8位
 10日、東京ドーム <9681> が17年1月期の連結最終利益を従来予想の49億円→56億円に14.3%上方修正。増益率が7.5%増→22.8%増に拡大する見通しとなったことが買い材料。持分法適用関連会社だったテリーヒルズ・ゴルフ&カントリークラブ・ホールディングスを事業譲渡したことに伴い、売却益が発生することが最終利益を押し上げる。

■ヘリオス <4593>  2,590円  +59 円 (+2.3%)  11:30現在
 ヘリオス<4593>が全般波乱相場に抗して上値指向を堅持。同社は理化学研究所から特許ライセンスを受け他家由来のiPS細胞を用いた技術を使って目の難病である「加齢黄斑変性」の治療薬を開発するバイオベンチャー。理化学研究所が、他家iPS細胞を使って網膜の細胞を作製し、目の難病である「加齢黄斑変性」患者に移植する世界初の臨床研究を開始すると発表したことを契機に買い人気が集めている。再生医療の研究で業界を先駆する大日本住友製薬<4506>とは資本業務提携しており、iPS細胞から作製した肝細胞を移植して肝臓を再生する新しい治療法実用化にも横浜市立大と共同で取り組んでいる。野村証券がレーティング「バイ」で3100円の強気の目標株価を設定していることも追い風として作用している。

■花王 <4452>  6,067円  +43 円 (+0.7%)  11:30現在
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券が10日付で花王 <4452> の投資判断「オーバーウエート(強気)」を継続し、目標株価を6550円→6600円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、中国・インドネシアでの紙おむつの販売増加や、国内高付加価値の新製品投入による利益率上昇を評価。16年12月期上期(1-6月)は円高を織り込むが、営業利益は744億円と会社計画(650億円)を上回ると予想している。

■モルフォ <3653>  7,020円  -980 円 (-12.3%)  11:30現在
 10日に決算を発表。「上期経常が24%減益で着地・2-4月期も55%減益」が嫌気された。モルフォ <3653> [東証M] が6月10日大引け後(15:30)に決算を発表。16年10月期第2四半期累計(15年11月-16年4月)の連結経常利益は前年同期比23.7%減の3億6400万円に減り、通期計画の9億5000万円に対する進捗率は38.3%にとどまり、5年平均の51.7%も下回った。
  ⇒⇒モルフォの詳しい業績推移表を見る

■アドウェイズ <2489>  1,125円  -107 円 (-8.7%)  11:30現在
 アドウェイズ<2489>やメディア工房<3815>などLINE<3938>関連株が安い。アドウェイズはLINEと代理店契約を結びLINEフリーコインを販売しているほか、メディア工房は「LINE占い」に占いサイトを提供しており、関連株として折に触れ人気化してきたが、LINEが10日に東証とニューヨーク証券取引所(NYSE)への同時上場を正式発表したことから、材料出尽くし感が出ている様子だ。LINE関連では、エイチーム<3662>やメディアドゥ<3678>なども値を下げている。LINEは7月15日に東証へ上場し、NYSEには同14日に先行上場する予定だ。

■ブイ・テクノロジー <7717>  9,500円  -800 円 (-7.8%)  11:30現在  東証1部 下落率7位
 ブイ・テクノロジー<7717>が5日ぶり急反落。有機ELパネル市場は韓国LGがテレビ向けで大増産を図る方針にあるほか、スマートフォンでは米アップルが来年秋に発売予定の「iPhone7s」で有機ELを採用する方針が伝わるなど、関連装置に特需が生まれるとの見方が強い。ブイ・テクノロジーは部材から製造装置に至るまで品揃えを拡充している点が大きな優位性となっているほか、有機ELを蒸着させるファイン・ハイブリッド・マスク(FHM)などで商機をとらえる公算大として、株価を5月中旬以降、大変貌させてきた経緯がある。足もとは全体地合いが急速に悪化するなか、利益確定を急ぐ動きが株価の急反落につながった。

■丹青社 <9743>  830円  -69 円 (-7.7%)  11:30現在  東証1部 下落率8位
 丹青社<9743>が続落。前週末10日取引終了後、17年1月期の第1四半期(2~4月)連結決算を発表し、売上高は236億7500万円(前年同期比2.4%増)、営業利益は22億9400万円(同3.1%減)と営業減益だったことが嫌気されている。良好な市場環境を背景に受注高は170億6900万円(同12.9%増)となり、売上高も増加したが、販管費の増加などが響いて減益となった。なお、通期業績予想は従来見通しを据え置き、売上高698億円(前期比3.2%増)、営業利益34億円(同5.6%増)を見込んでいる。

■SUMCO <3436>  712円  -47 円 (-6.2%)  11:30現在
 SUMCO<3436>が反落。クレディ・スイス証券では、300ミリウエハーの需要は2016年に2%成長を見込むものの、前半のファウンドリー向けエピタキシャルウエハーの需要弱含みにより同社の数量成長は1%増にとどまると指摘。業績の大幅な改善には、300ミリの需要拡大に伴う需給タイト化からの製品市況上昇が必要と考え、レーティング「アンダーパフォーム」を継続、目標株価を650円から540円に引き下げている。

■牧野フライス製作所 <6135>  593円  -36 円 (-5.7%)  11:30現在
 三菱UFJモルガン・スタンレー証券が10日付で牧野フライス製作所 <6135> の投資判断「オーバーウエート(強気)→ニュートラル(中立)」に引き下げ、目標株価を1030円→710円に減額したことが売り材料視された。リポートでは、米国の大型案件を中心に堅調な受注は続くものの、円高の影響などで17年3月期は大幅減益になると予想。前提為替レートを1ドル=115円から105円に変更した。同証券では、17年3月期の連結営業利益を143億円→101億円(会社計画は92億円)、18年3月期を146億円→103億円にそれぞれ下方修正した。

■パイオニア <6773>  199円  -11 円 (-5.2%)  11:30現在
 パイオニア<6773>が3日続落、年初来安値を更新した。10日付で岡三証券がレーティング「中立」継続、17年3月期は通期連結営業利益で会社側計画の80億円(前期73億400万円)に対して従来予想の110億円から70億円へ、18年3月期を135億円から105億円へ引き下げた。会社側は新たな中期計画を発表したが市販市場の売上成長にはリスクが残ると考えており、計画達成には課題が残ると指摘している。

●ストップ高銘柄
 インスペック <6656>  609円  +100 円 (+19.6%) ストップ高買い気配   11:30現在
 日本テレホン <9425>  517円  +80 円 (+18.3%) ストップ高   11:30現在
 神島化学工業 <4026>  706円  +100 円 (+16.5%) ストップ高買い気配   11:30現在
 カネミツ <7208>  1,100円  +150 円 (+15.8%) ストップ高買い気配   11:30現在
 以上、4銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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