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【材料】ヘリオスが上値指向堅持、iPS細胞技術で活躍余地広がる

ヘリオス <日足> 「株探」多機能チャートより
 ヘリオス<4593>が全般波乱相場に抗して上値指向を堅持。同社は理化学研究所から特許ライセンスを受け他家由来のiPS細胞を用いた技術を使って目の難病である「加齢黄斑変性」の治療薬を開発するバイオベンチャー。理化学研究所が、他家iPS細胞を使って網膜の細胞を作製し、目の難病である「加齢黄斑変性」患者に移植する世界初の臨床研究を開始すると発表したことを契機に買い人気が集めている。

 再生医療の研究で業界を先駆する大日本住友製薬<4506>とは資本業務提携しており、iPS細胞から作製した肝細胞を移植して肝臓を再生する新しい治療法実用化にも横浜市立大と共同で取り組んでいる。野村証券がレーティング「バイ」で3100円の強気の目標株価を設定していることも追い風として作用している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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