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【市況】東京株式(寄り付き)=大幅続落、海外株安と原油安でリスクオフの流れに

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 13日の東京株式市場は大きく売りが先行、寄り付きの日経平均株価は前週末比282円安の1万6319円と続落。

 足もと再び世界株市場はリスクオフの波にさらされている。前週末の欧州株式市場は仏CAC40や独DAX指数などの主要指標が2%を上回る下げとなったほか、米国株市場でもNYダウが119ドル安と続落、東京市場でも主力株中心にリスク回避の売りに押される展開。外国為替市場では1ドル=106円台半ばで円高含みに推移しているほか、原油市況も軟化、前週末のWTI原油先物価格は3%近い下落で1バレル49ドル近辺まで急落しており、これも買いを手控えさせている。英国でEU離脱の是非を問う国民投票を控え、事前の世論調査で離脱派が優位との観測もネガティブ材料として意識されている。

 寄り付き時点で業種別では33業種全面安で、値下がりで目立つのは非鉄、鉄鋼、石油、ガラス土石、海運など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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