市場ニュース

戻る
 

【市況】NY原油先物週間見通し:弱含みか、今後も生産枠の上限設定が合意される可能性は低い


■NY原油先物
安値:48.71ドル
高値:51.67ドル
終値:49.07ドル
前週末比(騰落率):0.93%

■こう着、一時51ドル台乗せも週末には大幅下落

こう着。米国の原油在庫の減少や中国の原油輸入量が増加するなど、需給改善が材料視されるなか、週半ばには1バレル51ドル台に乗せる場面もみられた。しかし、英国のEU離脱懸念から欧州株に売りが広がるなか、対ユーロのドル高から週後半には失速。


■弱含みか、今後も生産枠の上限設定が合意される可能性は低い

想定レンジ:47.00~51.00ドル

弱含みか。前週に一時51ドル台と約11ヶ月ぶりの高値に上昇し、短期的な達成感が意識されやすい。その中で、英国のEU離脱を巡る国民投票を控え、欧州市場の不安定な流れが重石になりやすい。一方で、今週は多くの経済指標の発表が予定されており、米経済への楽観的な見方が下支えになる可能性はありそうだ。

《TN》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均