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【通貨】英ポンド週間見通し:上値は重いままか、EU離脱懸念は払しょくされず


■対円レートは下落、英国のEU離脱懸念高まる

先週のポンド・円は下落。欧州連合(EU)からの英国離脱に対する警戒感が再び高まったことが要因。欧州諸国の株安もポンド売り材料となった。一部世論調査で離脱支持の割合が過半数を上回っていると報じられており、リスク回避のポンド売りが優勢となった。取引レンジ:151円52銭-157円96銭。

■上値は重いままか、EU離脱懸念は払しょくされず

今週のポンド・円は上値の重い状態が続く見込み。英国の欧州連合(EU)離脱に対する投資家の警戒感は高まっており、ポンド相場の反発は難しくなりそうだ。原油先物が伸び悩んだ場合もポンドを押し下げる要因となる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・14日:5月消費者物価コア指数(前年比予想:+1.3%、4月:+1.2%)
・16日:5月小売売上高(前月比予想:+0.1%、4月:+1.3%)

予想レンジ:150円00銭-155円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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