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【通貨】豪ドル週間見通し:底堅い展開か、利下げ観測後退で豪ドル買い継続


■やや強含み、早期追加利下げの思惑後退

先週の豪ドル・円はやや強含み。豪準備銀行(中央銀行)の理事会で、政策金利(1.75%)は予想通り据え置きとなったが、声明文で明確な緩和スタンスが示されなかったことから、早期追加利下げ観測は後退し、豪ドル買いになった。また、中国の5月貿易統計で輸入が持ち直したことも好感された。取引レンジ:78円04銭-80円31銭。

■底堅い展開か、利下げ観測後退で豪ドル買い継続

今週の豪ドル・円はやや底堅い展開か。豪準備銀行(中央銀行)の声明を受けて、早期利下げ観測はやや後退しており、豪ドル相場を下支えする一因となる。中国関連の経済指標や16日発表の5月失業率(雇用統計)などが有力な手掛かり材料となる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・16日:5月失業率(予想:5.7%、4月:5.7%)

予想レンジ:77円50銭-80円50銭

《FA》

 提供:フィスコ

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