市場ニュース

戻る
 

【通貨】NY為替:ドル・円は106円97銭、英国のEU離脱懸念で欧州売りムードも

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

 10日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円18銭から106円56銭まで下落し、106円97銭で引けた。米連邦準備理事会(FRB)の6月追加利上げ観測が後退するなか、英国のEU離脱懸念から欧州株が大幅安となり、原油安、米株安で米国債利回りが低下する状況に、ドル売り・円買いが優勢になった。


 ユーロ・ドルは、英国問題から波及した欧州売り的な圧力を受けて、1.1312ドルから1.1246ドルまで下落し、1.1251ドルで引けた。ユーロ・円は120円95銭から119円92銭まで下落した。


 ポンド・ドルは、英国のEU離脱懸念から売られ、1.4425ドルから一時1.4181ドルまで急落。ドル・スイスフランは、避難先需要によるスイスフラン買いに0.9617フランまで下げた後、0.9658フランまで戻した。

《KK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均