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【市況】米国株見通し:売り優勢か、原油安と英国のEU離脱懸念で

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

『米株式市場』


9日のNY市場は下落。原油相場の下落を受けて、アジア・欧州株は概ね全面安となった流れを受けて売りが先行した。その後は週間新規失業保険申請件数が予想より減少し、雇用情勢への懸念が後退したこともあって下げ幅を縮小。ダウ平均は19.86ドル安の17985.19、ナスダックは16.03ポイント安の4958.62。


グローベックスの米株先物は、NYダウで70ドル安程度を織り込んで推移している。欧州市場はドイツDAXが2%超、英FTSEが1.5%、ユーロストックが1.6%超の下落など、軒並み大きく下げており、この流れを受けて売り優勢の展開になりそうだ。原油先物相場が時間外で50ドルを下回って推移しており、嫌気されているようである。また、欧州連合(EU)残留・離脱を問う英国の国民投票を控え、警戒感も日増しに強まってきているようである。

《TY》

 提供:フィスコ

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