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2016年06月10日17時29分

【市況】<マ-ケット日報> 2016年6月10日

 10日の市場は日経平均が続落。終値は前日比67円安の1万6601円だった。取引時間中は一時1万6500円台を割り込む場面(172円安)があったが、1ドル=107円台に戻った円安が支えとなって終盤は下げ渋った。売り材料は米株反落だったが、先物が主導する仕掛け的な面もあったようで、売り込みも長くは続かなかった。低調な商いが長らく続いているが、それはこの価格帯での実需買い、実需売りが乏しくなっている表われであろう。来週も引き続き方向性の出にくい相場展開となりそうだ。

 昨日の米国市場は原油相場の下げを受けてダウ平均が4日ぶりに小反落した。連騰による高値警戒感から前半は90ドル近く押して推移したが、後半は押し目買いで徐々に下げ幅を縮小させている。6月の利上げ見送り観測が相場の底堅さにつながっているようだ。一方、東京市場はSQ算出に伴う朝方の売買をこなしながらも前半は米株安を受けて日経平均は軟調に推移。買いを入れにくい状況が今日も続いている。後半は円安の動きに支えられてやや値を持ち直す展開となったが、買い戻しが主のようで動きは緩慢だった。東証1部の出来高は22億株と見かけは膨らんでいるが、寄り付きのSQ算出による売買が5億株前後あり、実質16~17億株という水準の低さは変わっていない。来週は日米の金融政策会合、再来週は英国の国民投票で、様子見相場は今しばらく続くことになるだろう。(ストック・データバンク 編集部)

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