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【通貨】外為サマリー:一時1ドル106円60銭台に伸び悩む、英ポンド安が影響

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後5時時点で1ドル=106円83銭前後と、前日午後5時時点に比べ50銭前後のドル高・円安で推移している。

 ドル円相場は、午後4時過ぎに一時106円60銭台に伸び悩む場面があった。英国の欧州連合(EU)離脱懸念を背景に、欧州時間に入って英ポンドが売られており、これを受けてリスク回避のドル売りが優勢となった。その後は下げ渋る動きをみせているが、来週は米連邦公開市場委員会(FOMC、14~15日)や日銀金融政策決定会合(15~16日)といった重要イベントが予定されているとあって戻りは限定的となっている。

 ユーロは対円で1ユーロ=120円88銭前後とユーロ安・円高。対ドルでは1ユーロ=1.1315ドル前後とユーロ安・ドル高で推移している。


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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