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【特集】イグニス Research Memo(8):来期以降は「ぼくとドラゴン」のCM効果と「with」の収益貢献に期待

イグニス <日足> 「株探」多機能チャートより

■決算動向

(4)来期(2017年9月期)の業績の考え方

イグニス<3689>では、来期(2017年9月期)以降の具体的な業績見通し(計画)を公表していない。弊社では、来期の業績を予想するに当たって、「ぼくとドラゴン」におけるテレビCMの効果と2本目の収益の柱として期待される「with」の収益貢献化に向けた進捗がポイントになるとみている。ベストシナリオでは、「ぼくとドラゴン」が更なる成長を遂げるとともに、「with」の収益貢献が本格化することであるが、逆に「ぼくとドラゴン」の伸びが一巡、さらには縮小へ向かうなかで、「with」の収益貢献も遅れることになると、業績の伸びが踊り場を迎える(あるいは一旦後退)するワーストシナリオもあり得る。いずれにしても、下期の活動の成果がカギを握ることになるため、その進捗状況に注目していきたい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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