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【通貨】外為サマリー:1ドル107円00銭前後でもみ合う、上下に動きにくい展開

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=107円05銭前後と前日午後5時時点に比べ70銭前後のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=120円95銭前後と同8銭のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は107円ラインを挟んでの一進一退。週末要因に加え英国の欧州連合(EU)離脱への懸念が出ており、積極的な売買は避けられている。来週は14~15日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、15日から16日に日銀金融政策とビッグイベントがある。また、今月23日のEU離脱を巡る英国国民投票では、ブレグジット(英国のEU離脱)の懸念が払拭できず様子見姿勢を強める要因となっている。106円後半では買いが入る一方、107円半ばに向けては売り物が出ており、上下に動きにくい状態となっている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1298ドル前後と前日に比べ 0.0080ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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