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【市況】シグナル悪化も輸出関連辺りの切り返しでSQ値捉えるか/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 16,586.71 (-81.70 )
TOPIX  : 1,328.73 (-8.68 )

[後場の投資戦略]

 日経平均は一時一目均衡表の雲下限を割り込む場面もみられたが、その後は雲の中での推移。ただし、パラボリックはSAR値にタッチしたこともあり、陰転シグナルが点灯している。ボリンジャーバンドでは5月以降、支持線として機能していた-1σの水準での攻防をみせている。週末要因から仕掛け的な売買は限られようが、SQ値(16639.11円)を下回って推移しており、心理的には手掛けづらさが窺える。

 円相場がやや円安傾向を見せてきていることもあり、輸出関連辺りの切り返しを支えにSQ値を捉えてくるかが注目される。また、中小型株についてもLINE関連が買い先行後の伸びが今一つであり、中核となる銘柄の出現が待たれる。(村瀬 智一)

《NH》

 提供:フィスコ

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