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【材料】タカラバイオが大幅続伸、再生医療関連として一気に上放れ

タカラバイオ <日足> 「株探」多機能チャートより
 タカラバイオ<4974>が大幅続伸、日足3陽連(3日連続陽線)を形成し25日移動平均線を一気に上放れてきた。同社は遺伝子研究用試薬などを手掛け、再生医療分野へも積極的に踏み込んでいる。直近、理化学研究所が他家iPS細胞を使って網膜の細胞を作製し、目の難病である「加齢黄斑変性」患者に移植する世界初の臨床研究を開始すると発表したことで、再生医療関連株に対するマークが改めて強まっている。M&Aも絡め同分野を深耕する同社株の注目度は高い。

 5月13日には再生医療に使う細胞の品質を解析する装置を販売する米ウェファージェン・バイオシステムズを来年3月をメドに買収すると発表したが、今月6日には同日付で同社製品の日本国内での独占販売契約を締結したことを発表、これが買いの手掛かりとなっている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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