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【通貨】外為サマリー:1ドル107円10銭前後で強含む、英国懸念でユーロは下落基調

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=107円17銭前後と前日午後5時時点に比べ80銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=121円07銭前後と同4銭のユーロ高・円安で推移している。

 前日のニューヨーク市場では、106円前半の水準では値ごろ感からの買いが流入。NYダウの下げ幅が縮小したことなども好感され107円台に値を戻して取引を終えた。

 この日の東京市場では107円10銭前後の強含みで推移。日経平均株価は軟調だが、ドル円相場は底堅い値動きとなっている。ここから再度107円50銭前後への値戻しがあるかが注目される。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1298ドル前後と前日に比べ 0.0080ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。ユーロは英国の欧州連合(EU)離脱懸念もあり軟調。対円では前日のニューヨーク市場で120円34銭と約3年2カ月ぶりの安値をつけている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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