【市況】東京株式(寄り付き)=海外株安受け軟調スタート、円安はポジティブ材料
日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
前日の欧米株市場は総じて安く、米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数ともに反落したほか、WTI原油先物価格も4日ぶりに下落しており、足もとはリスクを回避する売りが優勢となっている。ただ、外国為替市場では1ドル=107円台近辺の攻防と円安傾向にあることは、主力輸出株にはポジティブに働く。きょうはメジャーSQ(株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数)算出日にあり、売買代金は膨らむ。
寄り付き時点で業種別では33業種中、9業種前後が高く、値上がり上位に医薬品、倉庫、食料品など。値下がりでは鉱業、非鉄、石油、鉄鋼、情報通信。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)