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【市況】NY原油:反落で50.56ドル、対ユーロでのドル高きっかけに利食い売り広がる


 NY原油は反落(NYMEX原油7月限終値:50.56↓0.67)。50.23ドルを安値に、いったん50.87ドルまで上昇した。前日51ドル台に乗せ、9日の時間外取引では一時51.67ドルまで上昇していたが、欧州市場序盤辺りからのユーロ安・ドル高の進行をきっかけに、利益確定の売りが強まったもよう。



 ユーロ安・ドル高の背景には、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が講演で、「各国の改革が先送りされた場合、経済的代償をはらうことになる」と警告したことがあるとの見方。ユーロ・ドルはNY市場で1.1306ドルまで下落し、今週のユーロ安値をつけた。

《KK》

 提供:フィスコ

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