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【材料】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家株道氏:株の需給ってなに?


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家株道氏(ブログ「株道?人に教えたくない私の相場帳?」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年6月6日9時に執筆

市場には売りたい人と買いたい人がいて、それを作為的に操作したい人たちもいます。こうした需要と供給で売買が成立する株価、需給バランスを先行して判断することが「相場を読む」ということです。

株を売買する上で、テクニカル指標は万人に理解しやすい反面、ダマシは避けて通れません。そこで私は「需給」に着目し、併用することで勝率を上げています。

投資主体別売買動向・裁定取引残高・信用評価損率・空売り比率などいくつかの需給を知る手段がありますが、一般に手に入る情報はほとんどが後出しで、判断材料としては古く、投資価値としては低いものとなります。

私が最も大切にし、タイムリーに需給を読み取る術は、ザラ場の売買代金・出来高、そして売買された市場・業種・銘柄を知ることです。それを見れば、機関投資家が買(売)ったのか、個人投資家が買(売)ったのか、それは現物取引なのか、信用取引なのか、推測できます。

業種の傾向や売買代金の規模から海外の年金マネーなどの長期資金の流入が確認できれば、相場地合いにも強気に腰が入ります。労せず人より有益な情報を得ることはできません。初心者に一朝一夕とはいきませんが、まずは意識することから始めてみることです。必ず、株の第六感が備わってきます。

需給とテクニカルを合わせれば、投資判断の精度はグンと高まります。勝ち組になるために、ぜひ身につけてほしいと思います。

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執筆者名:株道
ブログ名:株道?人に教えたくない私の相場帳?

《NO》

 提供:フィスコ

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