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2016年06月09日16時05分

【市況】東京株式(大引け)=162円安、円高嫌気され利益確定売りに反落

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 9日の東京株式市場は売り優勢で始まった後、次第安となり日経平均株価は一時1万6600円台を割り込んだが、後場後半は値ごろ感から買い戻され、下げ渋った。

 大引けの日経平均株価は前日比162円51銭安の1万6668円41銭と3日ぶり反落。東証1部の売買高概算は16億8404万株、売買代金概算は1兆7853億3000万円。値上がり銘柄数は541、対して値下がり銘柄数は1280、変わらずは136銘柄だった。

 前日の米国株市場ではNYダウが1カ月半ぶりに1万8000ドル大台を回復し、WTI原油先物価格も在庫減少による需給改善期待から約11カ月ぶりの水準まで上昇したが、外国為替市場で円が買われ1ドル=106円台半ばまで円高が進行、これを受けて輸出主力株中心にリスク回避の売りに押された。米6月利上げは見送り濃厚で、日米金利差拡大の思惑が後退している。また、4月の機械受注統計が低調な内容だったことも買いの気勢をそぐかたちとなった。あすのメジャーSQ(株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数)算出を控え、押し目を積極的に拾う動きにも乏しかった。

 個別では、トヨタ自動車<7203>が安く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも売られた。村田製作所<6981>、ファーストリテイリング<9983>も軟調。クボタ<6326>も安い。宮越ホールディングス<6620>、ネクシィーズグループ<4346>が大幅安、日本精工<6471>、クレディセゾン<8253>の下落も目立った。

 半面、ブイ・テクノロジー<7717>が買われ、ディップ<2379>も高い。日新電機<6641>が大幅高、日本エンタープライズ<4829>も物色人気に。ハーツユナイテッドグループ<3676>が値を飛ばし、東芝<6502>も買いが優勢だった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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