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【経済】中国:北京行きのエジプト航空、爆破予告で緊急着陸


8日の爆破予告を重視し、エジプト航空のカイロ発北京行き「MS955」便がウズベキスタン西部のウルゲンチ空港に緊急着陸した。機体はエアバス「A330」。乗客は118人で、大部分が中国人だったという。ウズベキスタン航空当局の発表として、中国政府系メディアなどが伝えた。

エジプトの民間航空当局によると、「MS955」に爆発物があるとの匿名通報を受けた。客室内を捜査したが異物は見つからず、爆破の予告はいたずらだったとみられるという。ただ、乗客によれば、当局の係官は、機内に積まれていた疑わしい荷物1件を発見。搭乗手続きをしていない乗客が預けたと話していたという。  エジプト航空は、爆破予告をしばしば受けている。5月19日に地中海に墜落した「MS804」に関しても、テロの疑いが出ている状況だ。また、3月29日には、カイロ発アレクサンドリア行きのエジプト航空機が男にハイジャックされる騒ぎが発生。男は別れた妻に会うのが目的で、所持していると主張した爆発物はニセ物だった。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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