【通貨】東京為替:ドル弱含み、株安を受けリスク回避の動き
日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
9日午前の東京外為市場では、日経平均株価の下落を受け、ドルは弱含む展開となった。
ドル・円は朝方107円09銭を付けた後、日経平均株価の弱含みを受け売りが続いている。午前中は一時106円52銭まで下落した。
ランチタイムの日経平均先物は軟調推移のため、ドルは午後も安値圏推移となろう。ただ、106円50銭以下には個人のドル買い興味が残されており、下げは小幅にとどまるかもしれない。
ここまではドル・円は106円52銭から107円09銭、ユーロ・ドルは1.1391ドルから1.1414ドル、ユーロ・円は121円53銭から122円04銭で推移。
【経済指標】
・4月機械受注:前月比-11.0%(予想:-3.0%、3月:+5.5%)
・中・5月消費者物価指数:前年比+2.0%(予想:+2.2%、4月:+2.3%)
・中・5月生産者物価指数:前年比-208(予想:-3.2%、4月:-3.4%)
【要人発言】
・NZ中銀総裁
「必要に応じて政策金利変更の余地はある」
・中曽日銀副総裁
「物価が2%に達するのは2017年度中になる」
《TY》
提供:フィスコ