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【市況】日経平均は88円安でスタート、米株高や原油先物相場の上昇が下支えも、円高が重し/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 16742.03 (-88.89)
TOPIX  : 1343.96 (-7.01)

[寄り付き概況]

 日経平均は反落で始まった。米株高や原油先物相場の上昇が下支えとして意識されるも、円相場は1ドル106円台での推移と円高が重しになった。また、内閣府が9日発表した4月の機械受注統計によると、民間設備投資の先行指標である「船舶、電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)は前月比11.0%減と予想を大きく下回ったことも売りを誘う格好に。

 セクターでは鉱業、石油石炭、食料品、鉄鋼、水産農林が小じっかり。半面、空運、保険、銀行、ガラス土石、金属製品、パルプ紙、ゴム製品、輸送用機器などが冴えない。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも下落。個別では、ブランジスタ<6176>、東芝<6502>、アキュセラ<4589>、そーせい<4565>、JT<2914>が堅調。

《WA》

 提供:フィスコ

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