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2016年06月08日11時41分

【材料】注目銘柄ダイジェスト(前場):リプロセル、Vテク、大東紡など

ルネサス <日足> 「株探」多機能チャートより

ルネサス<6723>:665円(前日比+34円)
しっかり。前日に第1四半期の業績見通しを発表している。営業利益は100億円で前年同期比69%減、最終利益は10億円で同97%減となっている。熊本地震の影響で、営業利益段階で80億円、特別損失80億円を見込んでいるもよう。市場コンセンサスは下回る水準だが、震災による稼働率低下や足元の円高の影響などは織り込みが進んでいたため、目先のアク抜け感にもつながる形となっている。

大東紡織<3202>:68円(前日比+7円)
急伸で上昇率トップ。創立120周年を記念して、株主優待を実施することを前日に発表している。1000株以上の株主に2600円相当のカタログギフトを贈呈する。前日終値61円を基準とすると、優待利回りは4%強の水準となる。また、シンジケートローンの実行も発表、資金繰りの長期安定化などを評価も。

千代建<6366>:724円(前日比-21円)
売り優勢。メリルリンチ日本証券では、投資判断「アンダーパフォーム」、目標株価500円でカバレッジを再開しているもよう。LNG は供給拡大と需要鈍化に直面、需給ギャップが拡大方向のため、新規プロジェクトの発注は停滞が続くとみている。株価は受注残高と連動しやすく、今後の受注残減少は株価の低迷要因になると判断のようだ。

Vテク<7717>:9270円(前日比0円)
朝方は買い先行で出来高も膨らむ。前日には一時ストップ高まで買い進まれた。韓国のLG電子が16年の有機ELテレビ販売台数を前年比3倍に増やす計画と前日に伝わったことで、有機EL関連として関心が高まる展開になっている。株価上昇とともに取組妙味も強まっており、売り方の買戻しなどもけん引役に。

OSGコーポ<6757>:919円(前日比+99円)
一時ストップ高。16年2-4月期(第1四半期)決算を発表している。売上高は前年同期比12.9%増の14.93億円、営業利益は同4.2倍の1.37億円と大幅増益で着地した。水関連機器事業はウォータードリンクビジネスがけん引し、HOD(水宅配)事業においても加盟店の獲得が進んだ。17年1月期の通期業績については、営業利益で前期比39.5%増の7.00億円とする従来予想を据え置いている。

メディアシーク<4824>:570円(前日比-60円)
急反落。15年8月-16年4月期(第3四半期累計)決算を発表している。営業損益は0.01億円の黒字(前年同期は1.94億円の赤字)で着地した。なお、上期までの営業損益は0.25億円の黒字と計画(0.12億円の赤字)を上回って推移していた。前年同期から大きく損益が改善しているが、株価は決算発表に向けて上昇が目立っていただけに、目先の材料出尽くし感から売りが先行しているようだ。

アンビション<3300>:1780円(前日比+94円)
急反発。アドベンチャー<6030>と業務提携契約を締結したと発表している。両社は2月4日、業務提携に関する基本合意にかかる覚書を締結して、具体的に詳細の検討を進めていた。この提携により、アドベンチャーのサイトを通じて訪日外国人を含むユーザーに対して、ホテル・旅館だけでなく、アンビションが取り扱っている多言語対応民泊物件の提供が可能となる。

リプロセル<4978>:563円(前日比+51円)
大幅続伸。京都大学iPS細胞研究所とsrRNAを用いたヒトiPS細胞から特定の種類の体細胞への分化誘導法の開発に関して共同研究契約を締結したと発表している。従来の方法では多くの労力とコストが発生することが課題だったが、同社のsrRNAを用いて効率の良い分化誘導方法を開発することにより、低コストで迅速に十分な量の特定の種類の体細胞を得られることが期待されるという。

《KS》

 提供:フィスコ

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