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2016年06月08日10時57分

【経済】中国:5月外準は3.19兆米ドルに減少、4年5カ月ぶり低水準


米ドル高を背景に、中国の外貨準備高が大きく縮小している。中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した今年5月末の外貨準備高は3兆1917億3600万米ドル(約343兆円)と、2011年12月以来、4年5カ月ぶりの低水準にとどまった。前月末比で279億3200万米ドル減少し、3カ月ぶりの縮小に転じている。減少幅は市場予想の196億米ドルを上回った。
前年同期との比較では、5194億米ドルの縮小。米ドル相場の上昇が中国外準の目減りにつながったとみられる。
このため市場関係者の間では、「中国からの資本流出が加速していることを意味するとは限らない」との見解が優勢だ。今年1月に外貨準備高が急減(995億米ドル)した当時とは、状況が異なるとの見方が示されている。青島大学・経済学院の易憲容教授は、中国の外貨準備高が年内に3兆米ドルの大台を割り込む可能性は小さいと指摘した。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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