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【材料】5月の小売動向は百貨店が苦戦も小売店はまちまち、SMBC日興証券(花田浩菜)

三越伊勢丹 <日足> 「株探」多機能チャートより

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

6月6日付け「Daily Outlook」に5月の小売各社の売上についてのレポートが掲載されています。

大手百貨店各社は、三越伊勢丹HD<3099>、高島屋<8233>をはじめとして軒並み苦戦しており、『各社ともインバウンド(訪日外国人)向けの免税売上が苦戦した他、紳士服や宝飾品などの高額品も低調』とのこと。

『中国の空港における税関検査の厳格化や年初以降の円高、リピーター率の増加等による購買単価の減少に加え、中国の消費者心理がやや低調となっていることも影響している』と、いわゆる爆買いの低速化を指摘しています。

一方小売専門店については、ユナイテッドアローズ<7606>が2ヶ月連続で減少しましたが、良品計画<7453>は高い伸びを維持、ファーストリテイリング<9983>も2ヶ月連続で増加しています。ファーストリテイリングは国内ユニクロで『2月に値下げを実施しており、その効果が徐々に表れつつある』ようです。

詳しくは6月6日付けの「Daily Outlook」を見てみてくださいね。

また、面白いレポートを発見したらご紹介します。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《FA》

 提供:フィスコ

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