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【材料】豊田通商が一時7%安、大和証券は「3」に引き下げ

豊田通商 <日足> 「株探」多機能チャートより
 豊田通商<8015>が6日ぶりに急反落。株価は一時、前日に比べ7%安に売られた。大和証券は31日、同社株の投資判断を「2(アウトパフォーム)」から「3(中立)」に引き下げた。目標株価は3000円から2630円に見直した。「16年度業績計画・配当計画は失望内容だった」と指摘。特に、16年度配当計画が前年度と同じ1株62円に据え置かれたことは段階的な配当引き上げを期待していただけに「ネガティブ・サプライズ」とみている。

 また、16年3月末実績PBRは1.02倍、16年度予想配当利回りは2.5%だが、保守的なガイダンスにより利益拡大期待が低下したほか、前期末の株主資本・BPSの落ち込みが他の総合商社に比べて大きく、配当・株主還元強化に対する期待値も低下したことから、同社株の割安感は薄れたとみている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2016年06月01日 12時10分

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