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【材料】日清粉Gが大幅反落、国内大手証券が投資評価を格下げし、目標株価も大幅に引き下げ

日清粉G <日足> 「株探」多機能チャートより
 日清製粉グループ本社<2002>が大幅反落。現在は今日の安値圏で推移している。SMBC日興証券が投資評価を格下げし、目標株価を大幅に引き下げるとのリポートををリリースしており、売り手掛かり材料視されているようだ。

 リポートでは、同社が15年5月14日に発表した経営計画の方向性を評価し、投資判断を「1」(アウトパフォーム)としてきたと紹介。ただ、同社は国内事業への依存度が、売上高、営業利益ともに約80%と高く、収益改善施策の大半が国内でのマーケティング費用支出の効率化など、比較的業績予想に反映され易い項目が中心になっていると指摘。同社の収益改善への取り組みは今後も続くと予想するものの、同証券の予想を超えるペースを見込みにくいと解説。

 投資評価を「1」(アウトパフォーム)から「2」(中立)へ格下げし、目標株価は2290円から1790円へ引き下げている。
《MK》

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