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【材料】曙ブレーキが続伸、鉄道の異常を周辺を走る列車に知らせる装置を開発と報じられる

ブレーキ <日足> 「株探」多機能チャートより
 曙ブレーキ工業<7238>が続伸。きょう付の日経産業新聞で、「鉄道の列車が脱線・衝突したときに異常を検知し、周辺を走る列車に知らせる装置を開発した」と報じられており、これを好材料視した買いが入っている。

 記事によると、微小電子機械システム(MEMS)技術を活用した高精度の加速度センサーを搭載するという。2005年4月に起こった兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故のような大規模な事故が発生した場合、別の列車を巻き込む2次被害の拡大を防ぐのに役立つとしている。既に、JR西日本<9021>の一般車両向けに納入を始めているほか、今後は海外の鉄道車両にも販売を始めるとしており、業績への寄与が期待されている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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