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【材料】三城ホールディングス---16.3期営業利益53.3%増、17.3期81.6%増を見込む

三城HD <日足> 「株探」多機能チャートより

三城ホールディングス<7455>は13日、2016年3月期決算を発表。売上高が前期比1.1%減の537.27億円、営業利益が同53.3%増の2.69億円、経常利益が同72.6%減の1.74億円、当期純損失が6.01億円だった。

不採算店舗の撤退や統合などの整理を進めており、新規出店は12店舗、退店は36店舗。消費税増税後の反動減のあった15年度より既存店が上向くとみていたものが想定を下回った。海外子会社は東南アジア地域では比較的堅調で利益を確保したものの、中国、韓国が不調。ロンドン法人は移転費用の増加で営業損益が悪化、海外法人合計で減収減益となった。

17年3月期見通しについては、売上高が前期比0.5%増の539.82億円、営業利益が同81.6%増の4.89億円、経常利益が117.6%増の3.78億円、当期純利益は0.72億円の黒字転換を見込んでいる。新規事業展開などを視野に入れ、メガネ小売り中心の今までのあり方にとらわれず、眼鏡店として培ってきた経験を活かし、新たな分野にも取り組む計画。国内外で不採算店舗の整理や、市場がありながらも店舗の少ない地域への出店を進める。

《TN》

 提供:フィスコ

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