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【材料】サンフロンティアが大幅高で年初来高値、1~3月GDP好調も追加緩和期待消えず

サンフロ不 <日足> 「株探」多機能チャートより
 サンフロンティア不動産<8934>が6.7%を超える上昇で1189円まで買われ、3月30日以来となる年初来高値更新。首都圏の不動産市況回復が顕著となるなか、都心を中心に中古不動産のリフォーム販売など流動化ビジネスが軌道に乗っている。

 前日発表された1~3月GDP速報値は前期比年率1.7%増と市場の想定を上回る好調だったが、「うるう年の影響が1%強あり実質的な成長幅は小幅にとどまる。内容をみても先行き不透明感が意識され、6月の金融政策決定会合での追加緩和ニーズが後退しているとは思えない」(国内準大手証券)との指摘が出ている。ビル再生事業を手掛ける同社は金融緩和に伴い、調達金利コストの低下や有利子負債負担の軽減などが期待され、収益環境に改めて追い風が意識される。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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