【材料】静岡ガス---1Q営業利益55.7％増

静岡ガス<9543>は11日、2016年12月期連結業績第1四半期（1-3月）決算を発表。売上高が前年同期比24.6％減の340.31億円、営業利益が同55.7％増の69.36億円、経常利益が同59.9％増の70.40億円、四半期純利益が同68.9％増46.71億円だった。

ガス販売量は、2015年10月からの静浜幹線稼働(静岡?浜松間のパイプライン)で卸販売が増加などから6.7％増の3.82億ｍ3となった。売上高は、原料費調整制度によるガス販売単価の下方調整等により、前年同期に比べ26.8％減少の291億円。だが、原油価格下落に伴う原材料費の減少などで営業利益は55.1％増の72億円となった。LPG販売は、売上高は前年同期比より13.9％減の28億円となり、営業利益は34.2％減の2億円だった。その他売上は、ガス機器販売や受注工事の増加により、同3.0％増の33億円となり、営業利益は同37.3％増の2億円となった。


平成28年12月期の業績予想は、売上高は前期比15.8％減の1230.40億円、営業利益が同48.4％減の59.70億円、経常利益が同46.6％減の64.40億円、当期純利益は同49.2％減の38.80億円とする期初計画を据え置いている。配当に関しては、一株あたり年間13円となる予想。

《TN》

　提供：フィスコ