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【材料】センコー、国内大手証券は生産性改善や引き続き運賃是正を進めることが肝要との見解

センコー <日足> 「株探」多機能チャートより
 センコー<9069>が急反落。現在は今日の安値圏で推移している。同社は13日後場に17年3月期の連結業績見通しを発表。売上高は前期比6.0%増の4600億円、営業利益は同3.4%増の181億円との見通しを示した。前週末は後場に買われたものの、今日は一転売り優勢となっている。

 SMBC日興証券はリポートで、同社の主力事業である物流事業における荷動きは力強さを欠いており、見通しにも依然不透明感が残ると指摘。同社は住宅物流やケミカル物流で国内トップシェアと同証券では推察しているが、住宅関連輸送の荷動きも勢いを欠いているとの見方で、今後は、4月に取得したアクロストランスポートの収益性改善・シナジー模索など、生産性改善や引き続き運賃是正を進めることが肝要との見解を示している。

 投資評価は「2」(中立)を継続し、目標株価は830円から750円へ引き下げている。
《MK》

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