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【材料】デリカフーズ---16.3期売上高12.6%増、引き続き拠点拡大政策を継続

デリカフーズ <日足> 「株探」多機能チャートより

デリカフーズ<3392>は10日、2016年3月期決算を発表。売上高が前期比12.6%増の315.73億円、営業利益が同8.4%減の6.83億円、経常利益が同7.5%減の7.08億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.1%減の4.00億円だった。

関東地区の売上高は、大手居酒屋や介護給食等の新規顧客を獲得できたこと等により、前期比14.3%増の204.73億円、セグメント利益が同13.6%増の4.26億円。東海地区の売上高が同7.2%増の50.73億円、セグメント利益が同4.5%減の1.50億円だった。近畿地区については、積極的なカット野菜提案等の営業活動強化、コンシューマー向け商品の開発・販売のほか、最新の生産設備による稼働率上昇により、売上高が同11.4%増の59.61億円。セグメント利益は奈良FSセンター開設に伴う人件費・消耗品費等の立ち上げ費用の発生等により、同65.2%減の0.77億円だった。

17年3月期通期については、売上高が前期比6.1%増の335.00億円、営業利益が同12.7%増の7.70億円、経常利益が同13.0%増の8.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同24.3%増の4.98億円を見込んでいる。売上獲得を目指し、東京都昭島市に新工場を開設するなど、引き続き拠点拡大政策を継続する。また、新規事業・新規マーケットへの参入として、「真空加熱野菜」の生産・販売を行う予定。

《TN》

 提供:フィスコ

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