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【材料】矢作建が急騰、17年3月期最終利益7%増予想で市場コンセンサス上回る

矢作建 <日足> 「株探」多機能チャートより
 矢作建設工業<1870>が急騰、一時90円高の883円まで上値を伸ばし年初来高値を更新。同社は9日取引終了後、17年3月期の連結業績予想を発表、売上高は900億円(前期比1.4%増)、営業利益は76億円(同3.4%増)、最終利益は50億円(同7.2%増)を見込むなど好調が続く見通しで、市場コンセンサスを上回ったこともあって物色資金を一気に誘導した。

 同社は名古屋市東区に本社を置き、中部地区を営業テリトリーに建築・土木を展開し需要取り込みに成功している。建築部門は商業施設などの特命案件が利益に貢献。また、不動産事業も同社の強みでマンションの引き渡しが増勢だ。中期的には品川―名古屋間を結ぶ超ビッグプロジェクトであるリニア中央新幹線の関連受注にも期待がかかる。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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