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【材料】コネクシオ---16.3期営業利益7.1%増、携帯周辺商材やコンテンツ販売は堅調に推移

コネクシオ <日足> 「株探」多機能チャートより

コネクシオ<9422>が2日に発表した2016年3月期決算は、売上高が前期比0.6%減の2813.07億円、営業利益が同7.1%増の92.03億円、経常利益が同7.0%増の92.94億円、当期純利益が同22.6%増の61.49億円だった。4月14日に利益計画を上方修正しているが、これに沿った着地だった。

コンシューマ事業については、2台目需要としてのタブレット端末や光回線の販売を強化するとともに、顧客が快適に過ごせる店舗づくりを進め、キャリア認定ショップの販売台数は前年並みを確保。アクセサリー等の携帯周辺商材やコンテンツ販売に注力し、独自サービスであるポータルサイト「nexi(ネクシィ)」の販売は引き続き堅調に推移した。

法人事業については、大型案件の減少により端末販売は低調に推移したが、スマートフォンの設定代行や運用管理業務に関わる受託業務(ヘルプデスク等)の獲得を着実に積み上げている。また、ゲーム・音楽・ショッピング等に利用できるプリペイドカードの販売が引き続き好調に推移している。

17年3月期については、売上高が前期比4.0%減の2700.00億円、営業利益が同0.1%増の92.10億円、経常利益が同0.1%増の93.00億円、当期純利益が同7.3%減の57.00億円を見込んでいる。端末の実質販売価格の上昇が想定され携帯電話端末の販売台数は厳しい状況に直面することが見込まれるが、光回線の販売やキャリアコンテンツさらにはアクセサリー等の携帯周辺商材の獲得等を進める。

《TN》

 提供:フィスコ

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