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【経済】米フェイスブック、楽視網との提携で中国SNS市場参入か


交流サイト(SNS)世界最大手の米フェイスブックは中国SNS市場への参入に向け、地
元企業との提携を模索しているもようだ。提携先の最有力候補として、動画サイト運
営の楽視網(Letv:300104/SZ)の名前が挙がっている。香港メディアが5日、消息筋
情報として伝えた。
中国では海外SNSの利用が禁止され、一般にアクセスできない状況となっている。
フェイスブックはこれまで、中国での利用解禁に向けて積極的なロビー活動を行って
きたとされるが、現時点で具体的な成果は見られない。このため、地元企業と提携す
る形で中国市場に進出することを検討しているという。
報道によれば、フェイスブックはすでに上海市にオフィスを構え、楽視との交渉
に向けた準備を進めているもよう。具体的な提携の形は不明だが、楽視網のターミナ
ルにフェイスブックがコンテンツを提供する形が有力視されている。
この場合、フェイスブックは数億人に上る楽視網のユーザーを取り込むことが可
能。楽視網も傘下にSNSを取り入れ、最大のライバル・騰訊HD(テンセント:
700/HK)に対抗することができるという。インターネットサービス大手の騰訊HDは、
動画サイト「騰訊視頻」を運営するほか、中国最大のSNS「微信(ウィーチャッ
ト)」を擁する。
動画配信サイト「楽視視頻」を運営する楽視網は近年、自社ブランドのスマート
フォンやスマートテレビを相次いで投入。自社で保有する膨大なコンテンツを活用し
た安価な製品を武器に、市場シェアを伸ばしている。スマホとスマートテレビの販売
台数は昨年、それぞれ400万台、300万台を記録した。今年はスマホで3.8倍増の1500
万台、スマートテレビで2倍増の600万台を売り上げる方針を示している。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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