【材料】マネーパートナーズグループ---16.3期は2ケタの増収増益、顧客預り証拠金は24.6％増

マネーパートナーズグループ<8732>は4月28日、2016年3月期決算を発表。営業収益が前期比14.5％増の60.96億円、純営業収益が同13.8％増の59.72億円、営業利益が同27.9％増の15.25億円、経常利益が同27.3％増の15.73億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同31.5％増の10.25億円だった。4月25日に速報値を発表しており、これに沿った結果となっている。

外国為替取引高は前期比24.0％減の9736億通貨単位となった。また、顧客口座数は前期末比19,044口座増の275,538口座、顧客預り証拠金は同24.6％増の597.69億円、有価証券による預り資産額は同0.2％増の41.86億円だった。

外国為替証拠金取引サービスにおいて、ユーロ／豪ドルをはじめとする5通貨ペアの取引を追加。また、ビットコインをはじめとする仮想通貨への取り組みとして、今後の業務提携を検討しているPayward Inc.（ビットコイン取引所「Kraken」を運営）からビットコインの参考レートの提供を受けて、ホームページへの表示を開始している。

2017年3月期通期については、相場動向や市場流動性等のマーケット環境、国内外の経済環境等からの影響を大きく受けるため業績予想を開示していない。

《TN》

　提供：フィスコ