市場ニュース

戻る
 

【材料】エア・ウォーター、国内大手はニードルコークスの事業環境が劇的に改善する可能性は乏しいと指摘

エアウォータ <日足> 「株探」多機能チャートより
 エア・ウォーター<4088>が急落。同社は4月28日引け後に現在集計中の16年3月期連結業績予想を下方修正。経常利益は従来予想の420億円から350億円(前の期比8.1%減)へ引き下げられた。持分法適用会社のシーケムが、原油価格急落に伴い事業環境が悪化しているほか、シーケムの中国子会社で中国経済の減速の影響による市況の悪化を受け、株式の減損処理を行うことが要因。SMBC日興証券はリポートで、当面ニードルコークスを取り巻く厳しい事業環境が劇的に改善する可能性は乏しいと指摘している。

 同証券は投資評価「2」(中立)を継続。目標株価は1780円から1710円へ引き下げている。
《MK》

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均