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【材料】アウトソーシング---1Q営業利益28.0%増、技術系・製造系アウトソーシングは順調

アウトソシン <日足> 「株探」多機能チャートより

アウトソーシング<2427>は28日、2016年12月期第1四半期(1-3月)決算を発表。売上高が前年同期比41.2%増の249.90億円、営業利益が同28.0%増の4.03億円、経常利益が同16.7%減の3.04億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同85.7%減の0.29億円だった。

国内技術系アウトソーシング事業の売上高は前年同期比27.7%増の91.51億円、営業利益が同0.4%増の4.23億円。国内製造系アウトソーシング事業の売上高が同15.8%増の79.12億円、営業利益が同282.7%増の2.17億円だった。

国内サービス系アウトソーシング事業の売上高は同340.0%増の6.17億円、営業損失が0.64億円(前年同期は0.06億円の損失)となっている。製造とは異なり景気変動の影響を受けにくい米軍基地内施設向け人材サービス事業やコンビニエンスストア向け事業を前期に立ち上げ、大きく業容を拡大させ、業績の平準化を図りながら事業拡大する体制を強化しつつある。

16年12月期通期については、売上高が前期比65.7%増の1,340.00億円、営業利益が同72.8%増の54.00億円、経常利益が同58.1%増の51.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同32.6%増の24.00億円を見込んでいる。

売上高については、既存のグループ会社の業績が順調に推移しているほか、期中にM&Aにより新規に連結されるグループ会社の業績が加算されるため、従来の1,100.00億円から大幅に上方修正している。利益については、グループの業績は順調であるが、のれん代等を考慮して、従来計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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