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【材料】【飯村真由の取材レポート】オプティム : IoT時代の新OSとは?

オプティム <日足> 「株探」多機能チャートより

オプティムが開発したIoT時代に最適化された新型OS「OPTiM Cloud IoT OS」とは?
~フィスコリサーチアナリスト飯村真由の「取材レポート」~

みなさん、こんにちは。
フィスコリサーチアナリストの飯村真由です♪

株式市場において注目のテーマの1つであるIoTとは「Internet of Things」の略で、「モノのインターネット」のこと!というのは、皆さんもう知っていますよね?
では、このたびオプティム<3694>が開発したIoT時代に最適化された新型OS「OPTiMCloud IoT OS」という画期的な製品をご存知でしょうか?
3月30日に同製品の発表会が開催され、私も参加してきましたので、「取材レポート」をお届けしたいと思います。

★まずは生みの親であるオプティムについてご紹介しましょう!
菅谷俊二社長が率いる株式会社オプティムは、「ネットを空気に変える」というコンセプトを掲げ、2000年に創業以来、すべての人々が等しくインターネットのもたらす「創造性・便利さ」を享受できるようにサポートするプロダクトの開発に尽力してきた企業です。昨今では、建設、農業、医療、コスメといった各産業とITを組み合わせる「○○×IT」によるイノベーション戦略を推進しています。

★このたび発表された「OPTiM Cloud IoT OS」とは?
“クラウド上で動く新時代のOS”で、デスクトップ形式を採用したIoT専用のプラットフォームです。あらゆる人に直感的かつ安全にIoT端末の管理・制御、データの蓄積・分析、AI、クラウドサービス連携ができる“新しいユーザー体験”を提供する製品です。

★どんな思いで生まれた?
5年前から開発に着手してきた「OPTiM Cloud IoT OS」は、高い技術力を誇る同社の集大成ともいえる製品で、菅谷社長は、「IoT時代の到来と言いつつ、体感できている人が少ないのでは?」という思いから、これまでのOSの歴史と全てのエッセンスを搭載した“IoT時代に相応しいOS”を開発したとのことです。

★なぜデスクトップ形式を採用したのか?
IoT時代のOSに求められるものとして、
◇オープン化
◇抽象化
◇直感的
◇“作る”から“使う”へ
の4つを挙げ、今までと似た視覚、慣れ親しんだUI(ユーザーインタフェース:操作感)であることを大切にされたようです。

★どうやって使うの?
1.データ入力:マウス・キーボードを使って手作業で入力する時代から、ドローン、ネットワークカメラ、ウェアラブル端末などのIoT端末に搭載された各種センサーで自動入力する時代へと変化
2.データ処理:各社が提供しているクラウドサービスでデータ処理を行う
3.データ出力:パソコンのほか、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末に出力・表示する
これらをネットワークに分散し共同動作を実現させ、「見る・貯める・知らせる・分析できる・考えてくれる」といった様々なアプローチを可能にしています。

★活用するメリットとは?
◇既存のクラウドサービス上で動作することが可能
◇IoTサービスで必須となる機能を標準搭載(データ分析、地理空間情報マッピング、ネットワークカメラ映像解析など)
◇画像解析・AIにより付加価値を作ることでARPU(Average Revenue Per User:顧客1人あたりの平均売上金額)を向上できる
の3つを挙げ、あらゆる産業のビジネスを加速させる役割が期待されています。

IoTの恩恵を全てのユーザーが受けることができる「OPTiM Cloud IoT OS」は、同社の高い技術力と“IoTをもっと身近に感じる世界を広げていきたい”という情熱から誕生した製品です!現段階ではBtoB向け(法人向け)ですが、個人向けや海外展開も狙っているようですよ。IoTサービスの爆発的普及を支えるIoT OSとなっていきそうですね。

さて、4月22日に「今、この株を買おう2061年春夏号~フィンテックに注目~!」という、フィスコのムック本が実業之日本社から発売になりました♪ムック本のP40に同社の「OPTiM Cloud IoT OS」に関する記事が、P60にはドローン関連銘柄として同社が掲載されていますので、そちらも是非ご覧くださいね☆ミ

《SF》

 提供:フィスコ

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