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【材料】富士フイルムが大幅反発、今期税引き前は13%増で16期ぶり最高益、5円増配へ

 27日、富士フイルムホールディングス <4901> が決算(米国会計基準)を発表。16年3月期の連結税引き前利益が前の期比1.3%減の1945億円で着地。続く17年3月期は前期比13.1%増の2200億円に拡大し、16期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。

 今期はアジアやオセアニアで事務機の販売が伸びる主力のドキュメント事業が収益を牽引する。医療関連事業の収益拡大に加え、コスト削減なども増益に貢献する。なお、今期の前提為替レートは1ドル=110円、1ユーロ=125円。

 業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比5円増の70円に増配する方針とした。同時に、3.8%を上限とする自社株買いを発表したことも買い気を誘った。

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