【材料】小松ウオールが小幅続落、１６年３月期は販売費および一般管理費の増加で減益、１７年３月期は増収増益予想

　小松ウオール工業<7949>が小幅に続落。高く始まった後に荒い値動きとなり、現在は前日終値１７２２円近辺で推移している。

　同社は２１日引け後、１６年３月期の非連結決算を発表した。売上高は前の期比３．１％減の２９３億３２００万円、営業利益は同２４．３％減の２９億２００万円となった。

　売上総利益率が３８％（前の期比０．５ポイント上昇）となったものの、業容拡大を目的に積極的な人材確保の推進で人件費などの固定費が増加し、販売費および一般管理費の増加を吸収しきれず減益となった。

　同時発表の１７年３月期の非連結売上高は前期比１４．２％増の３３５億円、営業利益は同８．９％増の３１億６０００万円の見通し。
《ＭＫ》

株探ニュース