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【材料】日本鋳造が年初来高値、鋳鋼・鋳鉄品で受注回復傾向、橋梁部品、柱脚などが好調維持で増収増益見通し

日鋳造 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本鋳造<5609>が急伸し年初来高値を更新。現在は上げ幅を縮小している。20日引け後、17年3月期の連結業績について、売上高は前期比3.6%増の115億円、経常利益は同10.8%増の2億5000万円の見通しと発表し、好感されているようだ。

 鋳鋼・鋳鉄品で受注は回復傾向にあり、公共投資関連で橋梁部品、柱脚などが好調を維持していることを考慮した。配当予想は前期と同額の2円50銭としている。

 同時発表の16年3月期の連結業益は従来予想を上振れしての着地となった。売上高は前の期比7.2%増の110億9600万円、経常利益は同2.54倍の2億2500万円で、従来予想は売上高が110億円、経常利益は5000万円だった。橋梁部品、柱脚などが受注・売上高ともに堅調に推移した。
《MK》

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