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【通貨】外為サマリー:1ドル110円90銭台に円高進む、原油安で資源国通貨は安い

5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=110円96銭前後と前日に比べ60銭強のドル安・円高で推移している。

ドル円相場は111円台を割り込み、一時110円90銭までドル安・円高が進行。東京株式市場で日経平均株価が1万6000円を割り込んでおり、リスクオフのドル売り・円買いが強まった。原油価格が再度、下落基調を強めオーストラリアドルやカナダドルといった資源国通貨が値を下げるなか安全通貨とされる円に買いが流入している。111円割れは3月18日以来のこと。同月16日につけた110円67銭が下値メドであり、この水準を割り込むと新たなトレンドラインに入る可能性が出ている。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1400ドル前後と前日に比べ0.0020ドル強のユーロ高。対円では1ユーロ=126円50銭前後と同40銭前後のユーロ安・円高で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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