【材料】ＯＬＣの２０１５年度入園者数は４％減、過去４番目の水準も４年ぶりに前年度割れ

　オリエンタルランド<4661>がこの日の取引終了後に発表した２０１５年度の東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの２パーク合計入園者数（速報）は、３０１９万１０００人で、前の期比３．８％減となった。過去３番目の水準ながら、４年ぶりに前の期を下回ったことになる。

　２０１５年度は、東京ディズニーシーで開始した新ミュージカルショー「キング・トリトンのコンサート」や、東京ディズニーランドに導入した新アトラクション「スティッチ・エンカウンター」などが人気を集めたほか、初めて２パークで開催した「ディズニー・イースター」や、テーマを一新した東京ディズニーシーの「ディズニー・ハロウィーン」なども好評だった。ただ、初期需要が特に高かったプロジェクションマッピングの「ワンス・アポン・ア・タイム」や、「アナとエルサのフローズンファンタジー」などの好調で１４年度が過去最高となった反動から前の期を下回った。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）