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【材料】三菱UFJなどメガバンクが高い、期末ドレッシング買いで浮上

三菱UFJ <日足> 「株探」多機能チャートより
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクが買われ、業種別騰落率で上昇率トップとなっている。全体指数は前日終値近辺で強弱拮抗しているが、円高警戒感の根強いなかで内需株優位の構図が続いている。3月中旬以降、銀行株は下げ基調にあったことで足もと値ごろ感が生じていることに加え、「きょうはTOPIX連動で期末特有のドレッシング買いが観測され、指数寄与度の高い銀行株には追い風となっている」(国内準大手証券)という。

 また、あすに3月の日銀短観を控えるが、国内景気は芳しくないとの見方が強く、4月下旬の金融政策決定会合での追加緩和期待も浮上しやすい。そのなか緩和策について「マイナス金利幅の拡大ではなく、ETFの買い入れ枠拡大など量的緩和策で対応するとのコンセンサスがあり、銀行セクターにはプラスの思惑として働く」(同)と指摘されていた。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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